子宮筋腫を知ろう

成人女性が発症する可能性のある病気「子宮筋腫」

基礎知識

子宮筋腫になりやすい人

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子宮筋腫になりやすい人

子宮筋腫になりやすい人

子宮筋腫は、すべての女性にできるというわけではありません。30~50代の女性に多いとされていますが、その中でも特になりやすい人がいます。果たして、どんな人が子宮筋腫になりやすいのでしょうか。必ず発症するとは限りませんが、ここで挙げる人は可能性が高いので、気をつけましょう。

妊娠・出産経験がない人

妊娠・出産の経験がない、または少ない人に子宮筋腫ができやすいことは、とてもよく知られているのではないでしょうか。【筋腫ができる原因】でも説明しているように、子宮筋腫の原因は、生理の繰り返しとも考えられています。妊娠・出産経験がない人や少ない人は、多い人よりも生理期間が長く続くため、子宮筋腫ができやすいと言われているのです。

高齢出産も要注意

近年では、高齢出産をする人も多くいます。特に、高齢で初産の人たちの中には、妊娠健診時に筋腫が発見されるケースも少なくありません。ですが、筋腫が出産を邪魔しないともありますし、もし自然分娩ができない場合でも、帝王切開で無事に出産できる場合もあるので、まずは医師と良く相談しましょう。

ホルモン剤を服用している人

子宮筋腫は、女性ホルモンの影響によってできると言われています。そのため、ホルモンの分泌をコントロールするためのホルモン剤を長期間服用している(または、過去に服用していた)人には、子宮筋腫ができやすい傾向があります。特に、学生時代から、生理不順などに悩まされて、ホルモン剤を服用している人は、若いときからすでに子宮筋腫を持っている確率が高いと考えられます。

他の病気を治療中の人

他の病気の治療薬として、ホルモン剤を服用している人は、子宮筋腫ができやすいからと言って、すぐに服用を止めるわけにはいきませんね。ホルモン剤を服用している人は、そうでない人よりも比較的できやすいということなので、元々の病気の治療を優先させたほうが良いでしょう。もし、心配であれば、病院で聞いてみてください。

免疫力が低下している人

免疫力が低下している場合、筋腫の発生を抑える力が足りなくなってしまいます。忙しい毎日で、食生活も乱れて不規則な生活を送っていると、免疫力が低下して、体調を崩しやすくなります。そんなときに、子宮筋腫ができやすくなるのです。さらに、精神的なストレスも、筋腫の発生に拍車をかけます。ストレス社会と呼ばれる現代、皆知らぬ間に何かしらのストレスを抱えてしまっています。

食べ物にも気をつけよう

ストレスを溜めず、規則正しい生活をすることが、免疫力アップには欠かせません。もちろん、食事も大事です。特に、チョコレートやクッキーなどの甘いものや、チーズなどの乳製品の食べすぎは、子宮筋腫を作りやすくなると言われています。甘いものの摂りすぎは血液をドロドロにし、日本人の体内には、乳製品の栄養素を消化するための酵素がないので、乳製品を余分に摂ると、体内に溜まりやすいのです。それが、筋腫を引き起こす原因になりかねません。

身内に経験者がいる人

はっきりとした関連性は分かっていないのですが、遺伝も筋腫の発生に関係しています。身内に、子宮筋腫になった人がいる場合、経験者がいない人に比べて、子宮筋腫になる確率は高いとされています。母親や姉妹に筋腫を持つ人がいると、彼女たちとは食生活や生活環境が似ていることもある……このようなことから、発生の確率が高まるのでは?とも考えられます。ただ、今のところ、子宮筋腫が体質的に遺伝するかどうか、医学的な立証はなされていません。

何人かいる場合

身内に経験者が1人いるよりも、何人かいるほうが、発生の確率は高まります。必ずできるというわけではありませんが、年に1回は検診を受けておいたほうが安心です。筋腫が見つかっても軽症であれば、手術などもしなくて済むことが多いでしょう。

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