子宮筋腫を知ろう

成人女性が発症する可能性のある病気「子宮筋腫」

基礎知識

子宮筋腫になるとどんな症状が出る?

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子宮筋腫になるとどんな症状が出る?

子宮筋腫になるとどんな症状が出る?

子宮筋腫は多くの場合、小さなうちはほとんど何の症状も見られませんが、筋腫が大きくなるにつれて、様々な症状が現れるようになります。一体、どんな症状が出てくるのでしょうか。子宮筋腫自体は良性とはいえ、急激に強い症状が出た場合は、何か違う病気の可能性もあるので、異常を感じたら必ず病院を受診しましょう。

子宮筋腫に気づくキッカケ

あれ?何か、いつもと違う……そんな異常に気づくのは、どんなときなのでしょうか。

生理・おりもの

子宮筋腫の存在に気づくのは、生理のときが多いです。いつもは生理痛や量も軽いのに、急に重くなった、また、最近よく貧血の症状が出るようになったなどの症状が突然出るようになったら、子宮筋腫の疑いがあります。また、急におりものが増えることも多くなります。黄色っぽくサラサラとしたものだったり、反対に粘り気のあるものだったりします。

排尿・排便

筋腫が大きくなってくると、まわりの臓器が圧迫されるため、トイレがものすごく近くなったり、便秘にもなります。今までそんなことはなかったのに、急に排尿・排便のリズムがおかしくなった場合にも注意が必要です。

見た目

筋腫が大きくなった場合は、見た目でも気づくことができます。下腹部が出てきて、触ると硬いシコリがあることが分かります。シコリが手に触れるというときは、できるだけ早めに受診してください。

子宮筋腫の主な症状

上記でも述べていますが、子宮筋腫があると、主に生理の際、その症状が見られます。月経困難症や過多月経などが挙げられます。

月経困難症

月経困難症とは、生理痛のことです。生理の際に、下腹部痛や腰痛などがひどくなり、場合によっては日常生活に支障をきたすこともあります。子宮筋腫があると、月経困難症になりやすいと言います。それは、大きな筋腫に圧迫され、子宮筋が収縮しにくくなるので、必要以上に収縮しなければいけません。その結果、生理痛がひどくなるというわけです。

過多月経

過多月経とは文字通り、生理時の出血量がものすごく多かったり、期間が8日以上続いたりすることです。特に、粘膜下子宮筋腫の場合、剥がれ落ちる子宮内膜の面積が大きくなりますし、筋腫が大きくなっていくと骨盤内も強く圧迫されるため、過多月経を起こしやすくなります。さらに、生理時以外でも不正出血の症状が出ることがあります。

その他

月経困難症や過多月経のほか、頻尿や便秘、腰痛、貧血といった症状にも注意しましょう。筋腫が大きくなることで、骨盤内の臓器や神経が圧迫されるため、頻尿や便秘、腰痛などの症状が見られることがあります。また、過多月経が原因となり、貧血を引き起こすことも多いです。

無症状の場合

子宮筋腫は大きくならなければ、自覚症状が現れないことが多いため、気づいたときにはかなり進行している場合も考えられます。いくら自覚症状がないからといって、放置していてはいけません。

無症状でも検診を

病院では、婦人科検診を行っています。自覚症状がなくても、婦人科検診を受けたら、子宮筋腫が見つかった……という人も大勢います。筋腫が小さくて無症状なら、特に薬物治療や手術の必要もなく、経過観察となることも少なくありません。検診が必要なことは分かっていても、重い腰があがらない人も多いでしょう。ですが、今は女性医師が常駐していたり、医師やその他のスタッフを含めて全員が女性という病院も増えているので、検診を受けやすくなっています。1年に1回の婦人科検診を習慣にしましょう。そうすれば、子宮筋腫に限らず、他の病気の早期発見や不調解消にもつながります。

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